食戟のソーマ一色慧先輩の実力は最強なのか?紀ノ国寧々との関係や過去についても
食戟のソーマのコミックスが完結し、アニメも4期の神ノ皿で物語がクライマックスに向かう中。
アニメ第三期の終盤ついに一色先輩の本気の実力が垣間見れました。
コミックスではその後、十傑第一席の司に敗れてしまいますが相手の土俵の上で互角に食戟を行いました。
その一色先輩の実力は最強と呼べるのか、そして紀ノ国寧々との関係や過去について考察していきます
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食戟のソーマの一色先輩の実力は最強なのか?
あ極星寮のリーダー的存在である一色先輩。
登場初期からかなりの実力があり、しかも本気をあまり出していない様子で実力は未知数です。
作中での活躍に沿って一色先輩が最強なのか考察していきます。
食戟のソーマの一色慧のキャラクターについて
一色慧は遠月学園高等部2年。「遠月十傑評議会」の第七席に位置しており、作品内でも屈指の実力を持つキャラクターです。
好きな日課は土いじり。宴会好きで夜な夜な屋根裏から呼びかけメンツを集めている。
女子には気を使ってパイプ管から呼びかけているが、メンツが集まらないときは数分おきにテンション低めに呼びかけられる。
ちなみに真面目な性格の後輩・田所恵がだいたい被害者になっている(だけど第七席の料理人と料理をタイマンで食べられるのはかなりいいのでは?)。
脱ぎ癖があり、極星寮にいるときはだいたい裸エプロンでいる。ジャンプ作品2人目の裸エプロン先輩の誕生である。
食戟のソーマを改めて見てて思ったけど、一色先輩メッチャいい先輩だよね…変態だけど
中の人のせいで「裏切りそう」「何か企んでそう」とか言われてたけど終始優しい人だった…変態だけど
CV櫻井孝宏で珍しい聖人君子…変態だけど pic.twitter.com/aEpKfJREjF— クロス (@shoot_drive) September 23, 2019
アニメ版の声優は櫻井孝宏さんで、当初はその変態性と得体のしれなさで裏切るのでは?と思っていた視聴者も多かった模様。
実際には裏切ることなく、主人公サイドに居続けて味方としてその実力を見せつけていた。
一色先輩の実力と作中の活躍
一色先輩の初登場は創真の極星寮入寮の歓迎会時。
宴会は盛りに盛り上がり、死屍累々の寮生のなか深夜残ったのは創真と一色先輩。
料理がなくなったことで一色先輩が創真に料理を振る舞うという。
出来上がった品は「サワラの山椒焼きピューレ添え」。
一口食べた創真は一色先輩の技量の高さに驚く。
それもそのはず、一色先輩は京都祇園で有名な割烹料理店の跡取り息子。
幼い頃から料理の修行をし、遠月学園でもその研鑽を続けて十傑評議会の第七席に名を連ねている人物。
サワラの山椒焼きは和食料理では定番の品であり一色先輩は小手調べとして出したようです。
その後の一色先輩の食戟のシーンは出ず解説役やサポートに回っています。
そして時は進み連帯食戟にて満を持して登場。いつもの裸エプロンではなく割烹姿で登場。
この時、負けたときのことも考えて農場を開くという保険をかけていた(しかもかなり話が進められていた様子)
食戟の相手は新十傑の白津樹利夫。お題となる食材はうなぎ。
ここで初めて一色先輩の実力が発揮されます。しかも漫画の演出としては最高の演出で。
白津に極星寮の寮生たちをバカにされ、その実力を見せつけるようにうなぎの腹を捌きます。
#好きなシーン呟いて1RTきたら続ける
食戟のソーマ
一色慧
鰻の腹開き pic.twitter.com/6LUnXJk7wf— 風鳴ハイネ (@igalimaDeath13) February 13, 2018
作中でもあるように「串打ち三年、裂き八年、焼き一生」といわれている串打ちと裂きを見事にこなします。
出来上がった料理は「ひつまぶし~極星寮風味~」。寮生たちが作ったチーズなどの材料を使い創真のよく作るリゾットをアレンジした品。
リゾットではあるがひつまぶしとして成り立っている料理は和食を超えた「超攻撃的和食」であり。白井を圧倒します。
この時、「東の紀ノ国、西の一色」と並び称される和食店の名家の跡取りであることが登場人物たちに知らされます。
そして連帯食戟4thBOUTではついに十傑第一席の司先輩と相まみえます。
お題は「野うさぎ」これは司先輩の得意とするジビエ。一色先輩の料理は「特製一色汁」。
なんと一色先輩はこの土壇場で、肉料理があまり発展しなかった和食から全く新しいジビエを使用した出汁を作り上げます。
これには審査員もうなりましたが、やはり第一席の司には一歩及ばず敗退してしまいました。
一色先輩は最強なのか?
作中だけで見れば司先輩に負けたため、最強とは言えない一色先輩。
しかし、どうでしょうか連帯食戟では司先輩の土俵ジビエで互角。しかも新機軸の出汁を作り出しています。
さらに言えば一色先輩は2年、司先輩は3年。司先輩の完璧さを1年で埋められるかと言うと微妙ですが「超攻撃的和食」は差を埋めるに匹敵すると思います。
型を破り、和食として昇華させた力は本物です。
また、「ひつまぶし~極星寮風味~」はジャンプとしてはまさに主人公的ポジションでした。
幼い頃から料理修行をし、寮生の作った材料で作り上げ、勝利する。「努力、友情、勝利」を体現した瞬間です。
しかも、力を隠してるキャラ+脱ぎたがる変態性と強キャラの属性も兼ね備えています。
これらのことから一色先輩が最強「格」と言っても過言ではありません。
「格」といったのはこのあとBlue編があるのとOB勢もいるので一色先輩が最強とは言えないためです。
私の結論は次のようになります。
「一色先輩は作中最強ではないが、キャラクターとしては最強の立ち位置にいる」
一色慧と紀ノ国寧々の関係と過去
アニメ第三期ではまだ一色先輩と紀ノ国先輩は仲が悪いというかすれ違っている様子です。
一色先輩、過去に一度料理をやめようと思っていた時期があったとか。
それを救ったのが紀ノ国先輩だというエピソードがあります。
ここでは2人の関係と過去について観ていきます。
一色慧の実力は紀ノ国寧々との過去があってこそ
さて、連帯食戟中に一色先輩と紀ノ国先輩のただならぬ関係が描かれています。
「東の紀ノ国、西の一色」と並び称される和食の名店の子である二人は幼馴染でした。
一色先輩は和食料理の名家である「一色家」の跡取りとして出来て当たり前という空気感の中幼少時代を過ごしていました。
なんでもそつなく出来ていましたが一色家では評価されず、なんのために料理をしているのかわかりませんでした。
そんなとき居候していた紀ノ国家でのそば打ちに夢中になっている紀ノ国の横顔を見て一色先輩は思いました。
「料理は楽しいのかもしれない」
そして、誰かを味で楽しませるために技術を磨く喜びを得たのです。
それから一色先輩は紀ノ国先輩のことを尊敬するようになりました。
しかし、連帯食戟中の紀ノ国先輩の態度はツンツンしまくりでした。
一色慧と紀ノ国寧々の関係
2人は幼馴染で、お互いの家同士で交流がありましたが、許嫁とかの関係ではありません。
しかしながら、紀ノ国先輩のほうはちょっと怪しい感じです。
子供の頃の回想シーンでは仲が良かったのですが、次第に一色先輩の何でも出来てしまう姿をみて嫉妬するように。
遠月学園に入学してから力をつけ十傑入りしたあともそれは変わらず、むしろ嫉妬は膨らんでいった模様。
その後、ソーマとの食戟、一色からの告白のようなお願いを受けて徐々に嫉妬の鎖を解きほぐしていきます。
その後の会話シーンなどでは急に距離近すぎじゃないか?と思われるほどに。
一色先輩はあんな感じなのでわかりにくいですが、紀ノ国先輩の方は嫉妬していた分裏返ってまるでヒロインのような感じに。
現状では恋人関係ではないがその後はわかりませんね。
ジャンプGIGAの方でその後が書かれているようですが私はまだ観ていないので正確なことは言えません。
正直、真面目な努力家タイプの紀ノ国先輩と型破りな変態性を持つ一色先輩という真逆の性質の二人の相性はとてもいいのではないでしょうか。
連帯食戟後の2人シーンはニヤニヤしてしまうので、くっついたあとの話とか観てみたいです。
まとめ
・一色先輩の実力は最強ではないが最強「格」である。
・一色先輩が料理に目覚めたのは紀ノ国先輩の夢中になっている横顔を見たから。
・一色先輩と紀ノ国先輩は許嫁の関係ではないがイイ感じの仲になっていた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!