ライオンキングの猿は何者?ラフィキの呪文のようなセリフの意味は?
ライオンキングの冒頭でシンバを持ち上げているお猿さんがいます。
名前をラフィキといいシンバの暮らすプライド・ランドで呪術師をしています。
あの特徴的なオープニングの「あーすぺんにゃー!」もラフィキのセリフの一つ。
物語の中では落ち込むシンバに対して呪文のようなセリフも喋っていますが一体どんな意味なのでしょうか。
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ライオンキングの猿は何者?
ライオンキングの猿は呪術師
ライオンキングの主人公・シンバの暮らすプライドランド王国。
壁画に絵を書いたり、呪文のようなセリフを言ったりと重要な役どころにいるお猿さんがいます。
名前を「ラフィキ」といいます。
冒頭ではシンバが生まれたときに王国全土を見渡せるプライド・ロックから王国民にシンバのお披露目をしています。
さて、動物の映画ということでスルーされがちですがライオンキングは絶対王政です。
その社会の中でプライドランド王・ムファサの息子を王国民にみせる行為ができるほどラフィキは重要なポジションにいるということ。
ウィキペディアによると「呪術師」「占い師」となっています。
物語の中でもムファサ王や大人になったシンバも敬意を払っているように見えるので相談役といったところでしょうか。
オープニングでの叫びやストーリー上の呪文めいたセリフが特徴的ですがどんな意味があるのでしょうか。
気になったので調べてみました。
ライオンキングの猿の呪文の意味は
オープニングの「あーすぺんにゃー」の意味
冒頭の歌詞は「あーすぺんにゃー」と聞こえている人が多数いますね。
正式な歌詞では「Nants’ ingonyama bakithi baba」と表記されるそうですよ。この言葉はズールー語なんだそうです。
google翻訳での直訳は
Nants’=これは
ingonyama= ライオン
bakithi =同胞
baba=父
この歌詞の意味は「父なるライオンがやってきた」となっています(参考サイト http://love-performing-arts.com/circle-of-life-1-10744.html)。
こちらは呪文というよりはセリフの一部ですね。もしくはプライドランドの国歌と言ってもいいかもしれません。
朝焼けのサバンナのシーンとラフィキのこの雄叫びがあるとライオンキングが始まるんだ!
と、ワクワクし始めます。
そして、気になっているであろう呪文は次のセリフですよね。
「アサンテサーナ スクワッシュバナーナ ウィヌグーミ ミミアバナ」
物語途中の呪文のようなセリフ
ムファサの死によってプライドランドを追われたシンバ。
ティモンとプンバァのおかげで一時は元気を取り戻します。
シンバは大人になり自由気ままに暮らしていたが幼馴染のナラと再会したことによりプライドロックの惨状を知ります。
ナラからプライドロックに戻って欲しいと懇願されるもムファサの死を乗り越えれれていないシンバ。
自分には王としての力はないと断ります。
自分は何者なのか、どうしたら良いのか迷っているところにラフィキが謎の呪文を唱えながら現れます。
その時の呪文がこちら
「アサンテサーナ スクワッシュバナーナ ウィヌグーミ ミミアバナ」
直訳すると「どうもありがとう ぺちゃんこバナナ あなたははヒヒ 私は違う」となるようです。
物語中ではシンバがどういう意味だと問いかけるとラフィキが「おまえはヒヒ、わしゃ違う」と答えています。
シンバにしてみれば意味がわからないセリフですよね。
ラフィキの言いたかったこと伝えたかったことはなんだったのでしょうか。
自分を見失っているシンバに対して「おまえはヒヒ」だという。
でもシンバは「ヒヒ」ではありません。じゃあ誰なのか?
そうですよね「ムファサの息子」「プライドロックの王・シンバ」ということを思い出させようとしたのです。
ラフィキは呪術師なのでこの呪文でシンバの心に直接問いかけていたのかもしれませんね。
その後、シンバをムファサの幻影と会わせて何者なのか取り戻させています。
まとめ
・ライオンキングの猿ラフィキは呪術師・占い師。
・オープニングの意味は「父なるライオンがやってきた」
・「アサンテサーナ…」の呪文の意味は「おまえはヒヒ。わしゃ違う」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!