インビクタスでマット・デイモンが演じたフランソワピナールの現在と名言は?
インビクタスでマット・デイモンが演じたフランソワピナールの現在と名言は?
1955年のラグビー南アフリカワールドカップをもとにした映画「インビクタス」。
当時はアパルトヘイト問題が根強く残っていたが南アフリカの優勝により差別意識が緩和されました。
実話をもとにしており、当時のキャプテンであるフランソワピナールをマット・デイモンが演じています。
「エリス・パークの6万人だけでなく、4300万人の全南アフリカ人のおかげで、トロフィーを勝ち取れました。」の言葉はまさに新しい南アの代表するような名言です。
そんなフランソワピナールの現在や他の名言が気になっったので調べてみました。
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インビクタスのフランソワピナールとマット・デイモン
実際のフランソワピナール選手のプロフィールがコチラ。
生年月日 1967年1月1日(52歳)
出生地 フェリーニヒング、南アフリカ
高さ 196cm(6フィート5インチ)
重量 108 kg(17 st 0ポンド)
大学 ランドアフリカーンス大学
(Wikipediaより)
フランソワ選手は南アフリカの代表チームで1993年~1996年のキャプテンを努めていました。
インビクタスでも語られている通り、1995年のワールドカップで歴史的な優勝を導いた人物です。
マット・デイモン氏の身長は178センチと実際のフランソワ選手と比べてかなり小柄だったため不安に思っていたそうです。
劇中では大統領の警護官に「思ったよりも小さいな」とメタ発言される様子もありました(クリント・イーストウッド監督の遊び心?)
おそらくこれは身長差を気にしてマット氏が監督と電話で話したあとで脚本に加えられたのではないでしょうか。
マット氏は演じる際に
「フランソワからはどれだけ助けてもらったか分からない。彼はとても高潔な人だし、僕はフランソワという人物をきちんと表現することに対しても、このストーリー自体に対してもとても大きな責任を感じた。」
と語っていました。撮影中も現地では毎日ジムに通って役作りをしており、その際はフランソワ選手もトレーニングに付き合っていくれたというエピソードがあります( 参考URL)。
「高潔」この言葉はネルソン・マンデラ氏からフランソワ選手へ、そしてモーガン・フリーマン氏・クリント・イーストウッド監督とマット・デイモン氏から私達観客へ確実に伝わっています。
スプリングボクスがかつてネルソン・マンデラ氏が投獄された場所を訪れたシーン。そこで感じたフランソワの感情はマットデイモンを通して私達にわかったような気にさせられますね。
そして、その高潔さは名言となって現れていますので紹介します。
フランソワピナールの名言
”エリス・パークの6万人だけでなく、4300万人の全南アフリカ人のおかげで、トロフィーを勝ち取れました。”
1995年のワールドカップ優勝時の有名な言葉ですね。
当時はまだまだ差別意識が根強く残っていましたが、アパルトヘイト意識撤廃に一石を投じたといえます。
試合後だというのに南アフリカ全土に向かって放たれたこの言葉はまさに試合後は両軍のサイドがなくなって同じ仲間であるというノーサイド精神から差別意識の撤廃を表しているようにも感じます。
”南アは変わる、俺たちも変わらないと”
こちらは映画のセリフではありますが本人にもこの気持があったのではないかと思っています。
でなければ南アフリカでは人気のなかったラグビーを優勝に導くことは難しかったのではないかと思うからです。
フランソワが放ったこの言葉に最初はチームメンバーは困惑しますが物語が進行すると段々と変化していくことがみてとれます。
ただインビクタスでは当初のスプリングボクスの士気は最低でありましたが実際は1992年から急速に力を付けており1995年では優勝候補担っていたようです。
その間にこのような言葉からチームの士気が上がったかもしれないと思うと胸が熱くなりますね。
フランソワピナールの現在
フランソワ選手は現在引退して南アフリカのケープタウンで奥さんと二人の息子さんと一緒に暮らしているそうです。
1995年のワールドカップ以降、南アフリカを離れイギリスのサラセンFCの選手兼コーチになりました。
南アフリカを優勝に導いたリーダーシップによりピルキントンカップで優勝。その後もチームの好成績に貢献。
2000年には選手を退職してサラセンFC のCEOに就任しましたが、成績が振るわず2002年にコーチ件CEOを辞任しました。
2007年から2015年までのITVスポーツのラグビーワールドカップのコメンテーターとしても活躍しています。
まとめ
・フランソワピナール選手のの現在はケープタウンで家族と暮らしている。
・現在はワールドカップのコメンテーターとしても活躍中。
・名言「エリス・パークの6万人だけでなく、4300万人の全南アフリカ人のおかげで、トロフィーを勝ち取れました。」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!