アナと雪の女王でアナのそばかすが肩まであるのはなぜ?エルサに少ない理由についても
アナと雪の女王でアナのそばかすが気になった方は多いのではないでしょうか。
そばかすが肩にまで描写されているリアリティがありますがそこまでする必要があったのでしょうか。
またエルサの方はそばかすがないように見えますが実は薄っすらと見ることが出来ます。
そこでアナとエルサのそばかすについてキャラクターの性格などから比較してみました。
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アナと雪の女王のアナとエルサのそばかす
エルサの戴冠式でアナとエルサが並んで話すシーンがあります。
この時、アナの上半身がアップになり顔や肩のそばかすがかなり目立ちます。
しかし、エルサの方は透き通るような白い肌をしており、そばかすは目立ちません。
キャラクターの対比というのもありますが少し掘り下げて見てみましょう。
アナは元気っ子だからそばかすがある
アナにそばかすがある理由ですが、まずはキャラクター設定から。
性格は明るく子供時代からアグレッシブに動き回る女の子でした。
エルサの魔法を知られないために城の門が閉じられていましたが、その中でもお城の庭などで遊んでいたのは容易に想像できます。
そばかすは紫外線を浴びる事により、メラニン色素が過剰に作り出されることでできると言われています。
そのため、活動的であったアナはそばかすがより目立つようになったのではないでしょうか。
また、そばかすは遺伝的なものでもありその場合は年を追うごとに薄くなっていくようです。
しかし、太陽の下で活動していたアナは紫外線を受けやすかったため薄くなるどころか濃くなっていったのでしょう。
アナのそばかすは遺伝+外での活動が多かったというところから、キャラ設定も踏まえて、そばかすが強調されたということです。
エルサのそばかすが少ないのは部屋に閉じこもっていたから
さてアナに対してエルサのそばかすについてです。
勘違いしている人や気づいていない人もいると思いますがエルサにもちゃんとそばかすが描写されています。
戴冠式以降は化粧のため全く見えていませんが、終盤で牢に囚われているときには薄っすらとそばかすが確認できます。
エルサにそばかすが少ないのは、リアルなことを言うと魔法を人に知られないために部屋に閉じこもっていたからです。
そのため太陽の光も直接浴びておらず、段々とそばかすが減っていったのではないでしょうか。
また、個人的な考察になりますが、魔法により太陽光をカットしていたのかもしれません。
エルサの氷の魔法はエルサ自身制御できていません。
常に魔法の力が放出されていて周囲の空気を凍らせているため、氷の粒で太陽光を遮っていた可能性があります。
それから、少しでも周囲を凍らせないために常に露出の少ない服装をしてたというのもそばかすが少ない理由だと思います。
アナのそばかすを肩にまで描写したのはなぜ
アナのそばかすは肩にもあり、戴冠式のシーンの際には気になった人も多いと思います。
キャラクターの特徴で「そばかす」があるとはいえ、そこまでリアルに描写する必要があったのでしょうか?
そこにはCG技術の進化と日本人と欧米人のキャラクターへの思いの違いがあったようです。
CGの進化とリアルさを求めた結果
以前からディズニーのアニメ映画はフルCGで作られていますよね。
年々CG技術は進化しており、アナ雪の雪や氷の表現なんかはどこにいっても絶賛されています。
しかし2Dから3Dに移行していくということは現実に近づくということです。
欧米人はキャラクターを描く際どちらかといえばリアルを重視して描く傾向があるそうです。
アナと雪の女王ではCG技術の進化でより細かな描写も可能になりました。
そしてアニメーションのなかにリアルを自然に溶け込ませてきた結果、アナの肩にもそばかすが描写されたのです。
更に言うとハンス王子も顔をアップで見ると皮膚のシミが描写されていることがわかります。
ただ綺麗なCGではなく、「雑味」のような部分を描写したことによってアナと雪の女王はあそこまでキレイな映像に仕上がったと言えるのかもしれませんね。
まとめ
・アナのそばかすは遺伝+外で活発に動いていたから
・エルサのそばかすが少ないのは引きこもっていたことと、魔法の影響で紫外線をカットしていた。
・アナのそばかすが肩にまで描写されたのはCGの進化とリアルさを求めた結果。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!